第50回グローバル・マーケティング研究会の様子です。
今回は中国弁護士,アクトチャイナ(株)代表取締役の伊藤ひなた様にご登壇賜り,
中国でのM&Aにおける落とし穴を弁護士からの視点でご解説いただきました。
※ご本人の希望により,ご本人の写真は撮影されておりません。
ご容赦ください。
中国で合弁を解消する場合には役員全員の一致が必要であるため,
トラブルを避けるためには合弁を結ぶ段階で予め契約事項に明示しておく必要がある
(他にも方法はあるものの,得策ではないとのこと)ことや,
法律をケース・バイ・ケースで解釈するため,(政策などによる法律の解釈が変わるため)
政府当局による法律の運用が,その局面を大きく左右する場合があることなどをお伺いしました。
こうした”落とし穴”があることも踏まえ,専門家に指示を仰ぐなどして,
中国で事業を運営する際のリスクを低減していく必要がありそうです。