上田隆穂・澁谷覚・西原彰宏(2020)『グラフィック マーケティング』

上田隆穂・澁谷覚・西原彰宏(2020)『グラフィック マーケティング』新世社。

マーケティングをこれから学ぶ人に向けて基本事項をまとめ,さらに今日のマーケティングにおいて重要性を増すブランド論,デジタル時代のマーケティング,地域創生のマーケティングなどを紹介・解説.各章の冒頭にCASEを置き,具体的イメージをもって解説内容が理解できるよう配慮.2色刷として左頁に本文,右頁に図表・関連内容のコラム・BOXを対応させた見開き構成により,これまでのテキストにない読みやすさを実現した。

上田隆穂(2021)『利益を最大化する 価格決定戦略』

上田隆穂(2021)『利益を最大化する 価格決定戦略』アスカ。

2020年春、マスクが店頭で品薄になったとき、たとえ高額でも手に入れたくて、人は争って買いました。
メーカーさんは、転売屋の手法に焦燥するものの、なすすべもなく、シャカリキに増産した頃には山積みのまま。価格と売上には、企業と人の心理が密接に絡み合っています。背景の経済状況も見逃せません。

企業の最終的な利益の源である価格を、この本を機に一度、見直してみませんか。

永島正康(2021)『グローバル・サプライチェーンにおける新しい製販協働のかたち─見えない需要を見える需要に─』

永島正康 (2021)『グローバル・サプライチェーンにおける新しい製販協働のかたち─見えない   需要を見える需要に─』丸善プラネット。

不確実性の高まるグローバル市場において、需要予測は益々難しくなっており、企業のパフォーマンス悪化につながっている。本書では、この問題の解決を図るために、グローバル・サプライチェーンにおける新しい製造ー販売協働あり方を提示する。

古川裕康 (2021)『グローバル・マーケティング論』

古川裕康 (2021)『グローバル・マーケティング論』,文眞堂。

本書は

  • なぜ企業経営にグローバル・マーケティングの考え方が必要なのか。
  • いつ,どのように企業はグローバル・マーケティングへと足を踏み入れるのか。
  • どのようなプロセスを経てグローバル・マーケティングは展開されていくのか。
  • なぜ海外市場への適応だけでは成果が得られないのか。
  • 何が各国・各地域の差異を決定づけているのか。

といった問いに対して,グローバル・マーケティングの役割,概念,動向を整理・分析・検討することで取り組んだものとなっている。 グローバル化とローカル化の波が繚乱するセミ・グローバリゼーションの時代に,国・地域間の共通性と異質性のマネジメントには一層の困難が伴う。本書はその解消に一石を投じている。グローバル・マーケティング論の真髄が纏められた一冊。