インド経営者の考え方

大石芳裕(明治大学)です。明日,9/16,リッツカールトン東京で開催される,インドのコンピュータ会社HCLT(ヒンドゥスタン・コンピュータ・テクノロジーズ)のCEO・Vineet Nayar氏の来日出版記念会に招待されたので「出席」と回答していたら,「パネルディスカッションをやるのでパネリストに」という追加注文。「OK」と同時にNayar氏のEmployees First, Cusomers Second, 2010の本が送られてきた。前書きは,今年4月に亡くなった「コアコンピタンス」や「BOPビジネス」の提唱者・C. K. Prahalad。インド経営者の考え方を知るいい機会だし,インド人脈を広げるいい機会でもある。9/30(木)のグマ研における繁田奈歩さんの報告内容について,別な角度から予習しておくことにしよう(-^〇^-)。

サービス産業のグローバル化

中国成都ではイトーヨーカ堂や伊勢丹,上海ではユニクロを訪問したが,グマ研のメンバーでもあるJETROの北川浩伸氏が「サービス産業のグローバル化」でテレビ「JETRO グローバル・アイ」に出演されていた。Web「http://www.jetro.go.jp/tv/」でも見られる。11月の例会で北川さんには報告していただこう(^▽^)。

オジジ

私が中国へ発った8/30深夜,長女が無事男の子を出産。初孫で私もついに「おじいちゃん」。娘たちが犬を飼っている関係で以前から「オジジ,オババ」と呼ばれていたが,マジになっちゃったよぉ(^▽^)。

8/30-9/4は中国

8/30から中国・成都へ行ってきます。日本流通学会の海外視察旅行第1回で,成都のイトーヨーカ堂や伊勢丹,四川一汽トヨタ,四川長虹電器などを訪問します。帰途,上海のユニクロ旗艦店訪問および上海万博をチラ見する予定。今夏は仕事が山積みで,これが唯一の海外(^▽^)。 by 大石芳裕(明治大学)

8月例会報告

8月例会は,8/17(火),野口恭平氏による日産自動車のグローバル・ブランド戦略,グローバル・コミュニケーション戦略の事例報告でした。標準化と適合化の中間にある適切な着地点を求め,継続性のあるKPIを探索する苦労を生々しくお話しいただきました。約100名の参加者も共感するところ大だったのではないでしょうか。最後のトヨタ自動車・小林浩氏とのやりとりも興味深いものでした。恒例の懇親会も30名近い人が参加し,大いに盛り上がりましたね。野口さん及び参加者の皆さまに感謝(^0^)! by 大石芳裕(明治大学)

野口恭平『もう一つのプレゼン 選ぶ側の論理』インプレスジャパン,2010/3。

昨日,8月例会報告者の野口氏の新著を読んだ。氏が指摘するように,確かにプレゼンは提案者側の視点で語られることが多い。どのようにうまくプレゼンするか,そして提案を通すか,という視点である。本書はそれに惑わされず,選ぶ側の権利と責任においてプレゼンに対峙することを求めている。広告プレゼンだけにとどまらない一般性を持つと思われる。

写真

そうそう。皆さんに一言。上の写真は2010年4月,フランスのツール(自転車レース,ツール・ドゥ・フランスで有名)の近くのガソリン・スタンドで休憩していた時に撮影したもの。本当は上部の雲の形が綺麗なのだが,この枠でしか掲載できないのが残念(≧_≦)。大石。