第172回グローバル・マーケティング研究会

【第172回グローバル・マーケティング研究会:6月例会】

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日 時:2023年6月28日(水) 18:30~20:30 
会 場: 明治大学駿河台校舎リバティタワー1階、1011教室 
    ※遠方の方はオンライン参加も可 
報告者:木津由美子氏(フリーランス、ビューティ・ジャーナリスト)
    ※元『VOGUE JAPAN』、『marie claire japon』、
     『Harper’s BAZAAR』のビューティ・エディター
報告題名:化粧品業界に見るサステナビリティ活動の動向
     ~リーディングブランドの特徴とその背景~
報告概要:
 持続可能な未来を築くべく、今、企業には環境・社会・経済の3つの側面においてさまざまな取 り組みが求められている。ところが化粧品業界では「サステナビリティ」という言葉が一般的に知 られる以前から、その取り組みに着手していた企業が少なくない。なぜなら化粧品は「植物」「女 性」「プラスチック」といった、持続可能性を追求するうえで重要な要素と常に向き合いながら発 展してきた産業ゆえ、と推測される。

 長年にわたるビューティ・エディターとしての知見と取材内容をベースに、早くからサステナビ リティ活動を継続している主要企業をピックアップし、活動に至った背景に遡りつつ、個々の活動 内容とブランド哲学との関係性を紹介する。また、代表的事例がすべて海外企業になるため、日本 企業のサステナビリティ活動内容、海外企業の取り組みとの違いについても触れる。


報告者プロフィール: 
早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻修了、経営管理修士(MBA)。専門職学位論文のテーマは「化粧品ビジネスにおけるラグジュアリーブランド戦略の考察 —プロダクトにみるラグジュアリー構成因子—」。
1987年早稲田大学第一文学部西洋史専修卒業後、外資系航空会社、化粧品会社のAD/PR担当を経て『VOGUE JAPAN』『marie claire japon』『Harper’s BAZAAR』のビューティエディターを務め、2023年5月よりフリーランスとして活動。

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<会費・参加費無料>
参加資格:グマ研会員限定(非会員の方は来場参加のみ可)
     ※グマ研入会申請先:http://gumaken.org/contact

<懇親会予約>
懇親会(ナポリの下町食堂)
会費:4500円(報告者会費の支援を含む)
予約&キャンセル〆切:2023/6/26(月)23:55
会員限定,先着順30名。
※例会案内メールまたは入会申し込み受け付けメール(新規入会者のみ)のいずれかからお申し込みください。


<例会アジェンダ>
18:15~18:30 報告者と事務局の打ち合わせ
18:30~18:35 例会開始の挨拶(5分):注意事項説明
18:35~19:35 報告(60分)
19:35~20:15 質疑応答(40分)
20:15~20:25 研究者によるコメント(10分)
20:30~22:00 懇親会(90分、事前予約必須)

第171回グローバル・マーケティング研究会の様子

第171回グローバル・マーケティング研究会の様子です。
今回はキッコーマン株式会社・取締役専務執行役員/国際事業本部長の茂木修氏にご登壇賜り,同社のグローバル・マーケティング戦略について第84回例会(2014年12月10日実施)の情報をアップデートする形でご説明いただきました。

第171回グローバル・マーケティング研究会

【第171回グローバル・マーケティング研究会:5月例会】  

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日 時:2023年5月24日(水) 18:30~20:30 
会 場: 明治大学駿河台校舎リバティタワー1階、1011教室 
    ※遠方の方はオンライン参加も可 
報告者:茂木修(キッコーマン株式会社・取締役専務執行役員/国際事業本部長)  
報告題名:キッコーマンのグローバル・マーケティング:日本の調味料、世界の味になる 

報告概要: 
2014年12月10日の第84回グローバル・マーケティング研究会において報告した内容からのアップデートです。当時1,740億円だった国際事業の売上収益は、7年後の2021年度で3,630億円に、175億円だった事業利益は400億円を超えました(決算発表後の5/24には、2022年度の結果もお話しします)。 

大きく舵を切ったアジア戦略、コロナ禍においてしょうゆ市場に何が起こったのか、それらを踏まえた今後の展望などについて、お話しできればと思います。 

報告者プロフィール: 
1990年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。93年ウィスコンシン大学(ミルウォーキー校)経営学修士修了後、Price Waterhouse(現、Pricewaterhouse Coopers)入社、シカゴ事務所勤務。96年キッコーマン株式会社入社。プロダクト・マネジャー室、経営企画部を経て、事業戦略部では焼酎事業の売却、豆乳事業の買収などを担当。06年海外事業部、12年執行役員海外事業部長、17年取締役常務執行役員 国際事業本部長、21年より取締役専務執行役員 国際事業本部長。22年より、経済同友会 国際交流委員会委員長。 

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<会費・参加費無料>
参加資格:グマ研会員限定(非会員の方は来場参加のみ可)
     ※グマ研入会申請先:http://gumaken.org/contact

<懇親会予約>
懇親会(ナポリの下町食堂)
会費:4500円(報告者会費の支援を含む)
予約&キャンセル〆切:2023/4/17(月)23:55
会員限定,先着順30名。
※例会案内メールまたは入会申し込み受け付けメール(新規入会者のみ)のいずれかからお申し込みください。


<例会アジェンダ>
18:15~18:30 報告者と事務局の打ち合わせ
18:30~18:35 例会開始の挨拶(5分):注意事項説明
18:35~19:35 報告(60分)
19:35~20:15 質疑応答(40分)
20:15~20:25 研究者によるコメント(10分)
20:30~22:00 懇親会(90分、事前予約必須)

第170回グローバル・マーケティング研究会

日 時:2023年4月19日(水) 18:30~20:30
会 場: 明治大学駿河台校舎リバティタワー1階、1011教室
    ※遠方の方はオンライン参加も可
報告者:関口昭如(パナソニック コネクト株式会社:
    マーケティング本部デジタルカスタマーエクスペリエンス統括部
    統括部長、モバイルソリューションズ事業部
    マーケティング部長(兼)
報告題名:パナソニックコネクトにおける、顧客起点での
     B to Bデジタルマーケティングの実践

報告概要:
B to Bソリューション事業を行うパナソニックコネクトでは、マーケティング設計書(マーケティングBlueprint)を活用した、商品・サービスの企画から、技術、コミュニケーション、営業、顧客サポートまであらゆる機能を巻き込んだ「顧客起点のデジタルマーケティング」への変革を推進中です。各事業にこのプロセスやマインドをどのように浸透させているか、また国内のみならずグローバルビジネスにも展開中であり、現在の変革状況と今後のチャレンジについても報告します。

報告者プロフィール:
日立に入社後、ルネサスエレクトロニクスなどのB to B製造業企業において、デジタルを中心とした、グローバルマーケティング、デマンドジェネレーションを牽引。2018年10月より、パナソニック コネクト(株)にてデジタルマーケティング、カスタマーエクスペリエンス改革を断行中。また、筑波国立大学院等の教育機関にて教鞭も執る。博士。

<会費・参加費無料>
参加資格:グマ研会員限定(非会員の方は来場参加のみ可)
     ※グマ研入会申請先:http://gumaken.org/contact

<懇親会予約>
懇親会(ナポリの下町食堂)
会費:4500円(報告者会費の支援を含む)
予約&キャンセル〆切:2023/4/17(月)23:55
会員限定,先着順30名。
※例会案内メールまたは入会申し込み受け付けメールのいずれかからお申し込みください。


<例会アジェンダ>
18:15~18:30 報告者と事務局の打ち合わせ
18:30~18:35 例会開始の挨拶(5分):注意事項説明
18:35~19:35 報告(60分)
19:35~20:15 質疑応答(40分)
20:15~20:25 研究者によるコメント(10分)
20:30~22:00 懇親会(90分、事前予約必須)

第169回グローバル・マーケティング研究会

日 時:2023年3月8日(水) 18:30~20:30
会 場: オンライン
報告者:四元伸三(きづきアーキテクト株式会社・シニアカウンセラー)  
報告題名:外資系自動車部品メーカーの日本市場開拓/文化の違いを超えて 

報告概要: 
神戸製鋼在職中のドイツ駐在時代に異文化ビジネスの難しさやそれを乗り越えた時の醍醐味を知り、外資系(仏、米、独)自動車部品メーカーの日本法人に転職、日本の自動車メーカーとのビジネス拡大に携わってきた。 

文化的背景の異なる企業間で起きる様々な課題に対応する経験を積み、単にビジネスを拡大するだけでなく、異文化の融合によって生み出されるイノベーションや新しい「ものの見方・考え方」が双方の企業にとって有益であることを知った。今回の報告ではB2B マーケティングの視点からそうした体験を共有したい。 

報告者プロフィール:
1977年、早稲田大学機械工学科卒、神戸製鋼入社。1985年から4年半ドイツに駐在し異文化ビジネスの醍醐味を経験。1994年仏ミシュランの日本法人に転職、トヨタのグローバル責任者に就任。2006年米国TRWの日本法人代表、2012年独シェフラーの日本法人代表として日系自動車メーカーとのビジネスを拡大。2020年独ローランドベルガーを経て現在は経営コンサルタント。きづきアーキテクトにシニアカウンセラー(顧問)として参画。  

<会費・参加費無料>  
参加資格:グマ研会員限定   
※グマ研入会申請先:http://gumaken.org/contact

<例会アジェンダ>  
18:15〜18:30 報告者と事務局の打ち合わせ  
18:30〜18:35 例会開始:主催者挨拶と注意事項説明  
18:35〜19:35 報告  
19:35〜20:15 質疑応答  
20:15〜20:30 研究者によるコメント  
20:30~21:00 懇談会(希望者のみ)

以上。  

グローバル・マーケティング研究会2022年の活動

【2022】

2022/1/25 広浦康勝(ハウス食品グループ本社株式会社・専務取締役)
155「ハウス食品グループの海外でのブランドづくり:アセアン機能性飲料展開」

2022/2/15 森田英一(beyond globalグループ President & CEO シンガポールから)
156「日系企業グローバル化のボトルネック、組織のグローバル化の現状と課題〜東南アジアのリアルから~」

2022/3/11 金井誠太(マツダ相談役、前代表取締役会長)
157「逆境から飛躍への道を拓くバックキャストイノベーション」

2022/4/12 小田島春樹(ゑびや代表取締役社長&EBILAB代表取締役)
158「老舗企業は変革し続ける 伊勢から変革する理由 ~データを活用したコロナ禍での私たちの取り組み~」

2022/5/12 山内利夫(元産業革新投資機構社長室長、元日本ペイントホールディングス経営企画部副部長)・北川啓子(元Jオイルミルズ経営企画部長) 
159「企業理念再考:組織風土変革における役割」

2022/6/20 宮田裕也(オタフクソース執行役員 国際事業本部・本部長)
160「当社の海外展開での取組みについて」

2022/7/27 紙徳秋子(丸京製菓・常務執行役員)
161「どらやきで田舎から世界へ」

2022/8/29 北川浩伸(JFOODO執行役/JETRO理事)
162「日本の食のグローバル化を考える」

2022/9/29 石坂誠(日本マイクロソフト マーケティング&オペレーションズ マーケティングマネージャ)
163「日本語ネイティブな私が、マイクロソフト本社で8年間体験したリアル」

2022/10/13 大石芳裕(明治大学名誉教授)
164「グローバル・マーケティングの今後を考える」

2022/11/22 沖恭一郎(SPK株式会社・代表取締役社長)
165「自動車部品のグローバル商社・SPK が挑む世界戦略 ~ シンガポール・アメリカのケーススタディをもとに~」

2022/12/9 徳田治子(縄文アソシエイツ/コンサルタント)
166「100年時代を生きるセルフキャリアとは?」

第168回グローバル・マーケティング研究会

日 時:2023年2月15日(水) 18:30~20:30
会 場: オンライン
報告者:渡辺林治(リンジーアドバイス株式会社代表取締役社長)
報告題名:小売業のSDGs経営と食品メーカーへの経営示唆

報告概要:
小売業では、SDGsへの取り組みが広がっています。特にコロナを受け、地域社会と従業員の健康改善が社会課題になっています。一方、原材料価格と電気代の高騰を受け、値上げと人時生産性の向上は重要な経営課題になっています。そこで、社会と経営課題の両方を解決するSDGs経営が必要となります。本報告では、小売は店舗の競争力にSDGsをどう具体化するか、食品メーカーはどう値上げを成功させるか、そして、長期的発展をどう実現するかを論じます。

報告者紹介:
東京大学で健康経営に従事(東京大学医学部特任講師)。SDGs経営の表彰委員、プライムの社外取締役・指名委員長。経営学・医学・投資家の経験に基づき、助言と教育を通じ、日本企業と若者が未来に明るい希望を持てる社会の実現を目指している。商学博士(慶應義塾大学)。

著書:『小売業の実践SDGs経営』2022年、『2026年までの経済予測』2018年など

<会費・参加費無料>  
参加資格:グマ研会員限定   
※グマ研入会申請先:http://gumaken.org/contact  

<例会アジェンダ>  
18:15〜18:30 報告者と事務局の打ち合わせ  
18:30〜18:35 例会開始:主催者挨拶と注意事項説明  
18:35〜19:35 報告  
19:35〜20:15 質疑応答  
20:15〜20:30 研究者によるコメント  
20:30~21:00 懇談会(希望者のみ)

以上。