林倬史(2016)『新興国市場の特質と新たなBOP戦略:開発経営学を目指して』

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林倬史(2016)『新興国市場の特質と新たなBOP戦略:開発経営学を目指して』文眞堂。
http://amzn.asia/0Funs4y

会員の国士舘大学教授,林倬史先生の新著が発売されました。

<内容紹介>「BOOK」データベースより

新興国の所得構造の底辺を構成するBase of the Pyramid(=BOP)の貧困削減を,新興国市場の特質と経営戦略論の視点から明らかにする。従来は,開発経済学の領域から論じられてきた発展途上国・新興国の貧困問題を,「開発経営学」という新たな理論的フレームワークの構築を意図しながら,フィリピンとバングラデシュの事例分析を中心に論じる。

<著者について>

林 倬史
国士舘大学経営学部教授。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。専門は国際経営論,イノベーション論。

古川裕康(2016)『グローバル・ブランド・イメージ戦略:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』

furukawa古川裕康(2016)『グローバル・ブランド・イメージ戦略:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』白桃書房。

本研究会事務局の古川裕康先生(淑徳大学・助教(経営学博士))初となる著書が10月21日に出版されます。

古川裕康(2016)『グローバル・ブランド・イメージ戦略:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』白桃書房。
https://www.amazon.co.jp/dp/4561662200

<内容紹介>白桃書房HPより
これまで日本企業は,良い製品を作ればどのような国や地域でも受け入れられ,世界で活躍する企業になれる,と思い込みがちだったが,これまでの失敗からそれだけでは不十分ということへの認識が高まってきている。
特にマーケティングにおいては,国・地域ごとで異なる消費者の特性を踏まえた施策の立案が求められている。

本書は,その前提となる,文化圏ごとのブランド・コンセプトに対する態度の違いに基づき,各国ごとに最適化し訴求すべきブランドイメージを理論的・実証的に探っている。
解析に当たっては,グローバルな日用品の各国ウェブサイトのテキスト分析を行うなど,ユニークな手法が使われている。
高度な分析がなされているが,理論編と実証編と分けられているため実務家にも読みやすくブランドマネジャーやグローバル・マーケティングの担当者には大変有用な書となろう。

<目次>白桃書房HPより
序章 海外進出企業の課題
1章 「良いモノを作れば売れる」は間違い

第1部 理論編
2章 GBI研究と戦略要素
3章 文化とGBI戦略

第2部 実証編
4章 機能的訴求の有効性
5章 観念的訴求の有効性
終章 グローバル・マーケティングへの指針

引用元:白桃書房HP<http://www.hakutou.co.jp/book/b251587.html>

池田謙一編著(2016)『日本人の考え方 世界の人の考え方』

ikeda池田謙一編著(2016)『日本人の考え方 世界の人の考え方』勁草書房。

https://www.amazon.co.jp/dp/4326251166

<目次>勁草書房HPより
まえがき
第1章 世界価値観調査とは
1.1 世界価値観調査の概要
1.2 世界価値観調査のスキーム
1.3 世界価値観調査から得られた知見・意義
1.4 データ・セットの利用の手引き
1.5 最後に:本書について

第2章 個人・生活観
2.1 人生・ライフスタイルに関する意識
2.2 ジェンダー・家族に関する意識
2.3 宗教に関する意識
2.4 生活様式の変化

第3章 社会観
3.1 社会システムに関する意識
3.2 社会・政治行動
3.3 環境に関する意識と行動
3.4 近隣・治安に関する意識
3.5 信頼と寛容性に関する意識
3.6 高齢化社会に関する意識
3.7 科学技術に関する意識
3.8 情報に関する意識

第4章 政治観
4.1 政治に関する意識
4.2 民主主義および政治制度に関する意識

第5章 国家・国際社会観
5.1 自国に関する意識
5.2 国際社会に関する意識
5.3 近未来展望に関する意識

終章 グローバル時代における日本人の価値観
引用文献

引用元:勁草書房HP<http://www.keisoshobo.co.jp/book/b220027.html>

モーイ・M. D.著,朴正洙監訳(2016)『グローバル・マーケティング・コミュニケーション』千倉書房。

mooijMooij, M. D. (2013), Global Marketing and Advertising: Understanding Cultural Paradoxes, SAGE Publications, New York, 朴正洙監訳『グローバル・マーケティング・コミュニケーション』千倉書房。

https://www.amazon.co.jp/dp/4805110902

<目次>千倉書房HPより
第1章 グローバル・マーケティング・コミュニケーションにおけるパラドックス
第2章 グローバル・ブランディング
第3章 価値と文化
第4章 文化の次元
第5章 文化と消費者行動
第6章 調査研究と文化的価値の適用
第7章 文化とコミュニケーション
第8章 文化とメディア
第9章 文化と広告訴求
第10章 文化と制作スタイル
第11章 価値のパラドックスから戦略へ

引用元:千倉書房HP<http://www.chikura.co.jp/ISBN978-4-8051-1090-4.html>

フェルナンド・カサード・カニェーケ/スチュアート・L・ハート(編集),平本督太郎(訳)(2016)『BOP 3.0―持続的成長のエコシステムをつくる』

3月例会でご報告いただいた元野村総合研究所(現金沢工業大学・講師)の平本督太郎氏が翻訳した著書が8月24日に出版されます。

日本語版には特別章が設けられており,同分野におけるコンサルティング経験豊富な翻訳者が同著への導入および日本企業の萌芽的事例紹介のパートを執筆されておられます。

【内容紹介】Amazon.co.jpより
世界40億人の巨大市場,何が成否を分けるのか?
ビジネスモデル開発,組織設計からパートナーシップの組み方まで,各地の成功・失敗ケースを徹底分析。世界の第一人者の知見が詰まった実践ロードマップ。

<日本語版特別章>
「良品計画」,「会宝産業」,「フロムファーイースト」,日本企業の先進事例も収録!

人類のおよそ60パーセント,40億人をゆうに超える人々が,1日数ドルの収入で暮らしている。「ピラミッドの底辺(The Base of the Pyramid)」という言葉は2002年にスチュアート・L・ハートとC・K・プラハラードによって初めて生み出され,より効果的な貧困対策と数兆ドル規模の新市場に存在するビジネスチャンスの両方を指す代名詞となった。
本書では,フェルナンド・カサード・カニェーケとスチュアート・L・ハートがBoPグローバルネットワークのメンバーとともにこれまでの現実を掘り下げ,何が起きたかを客観的に分析した。そのうえで,初期のBoPビジネスの取り組みがなぜ成功しなかったのかを指摘し,どうすれば持続的な解決策を生み出してBoPビジネスを成功に導けるのか,実践的な方法を提案する。

【目次】英治出版HPより

日本語版 訳者まえがき
プロローグ―BoP3.0への道
序章 教訓をどう活かすか

Part 1 ビジョン・能力
第1章 いまこそビジョンと目的を見つめなおす
第2章 インクルーシブな市場をつくる新しい組織のあり方

Part 2 エンゲージメント・参加
第3章 新事業を生み出す参加型のマーケットリサーチ
第4章 開かれた参加型のプラットフォームとは何か

Part 3 エコシステム
第5章 資金調達の壁を超える
第6章 エコシステムをどうつくるか

Part 4 流通・市場アクセス
第7章 流通のラストマイル
第8章 能力を補完する共有チャネルモデル

Part 5 パートナーシップ
第9章 誰と組むのか
第10章 パートナーシップを促進する仕組みとは

Part 6 環境・持続可能性
第11章 自給率を高める都市農業の可能性
第12章 三つの飛躍(トリプルリープ)

日本語版特別章 日本におけるBoPビジネスの発展とBoP3.0の萌芽事例
原注・参考文献

【著者について】Amazon.co.jpより
[編著者]
フェルナンド・カサード・カニェーケ Fernando Casado Cañeque
開発のためのパートナーシップセンター(CAD)の創設者兼ディレクター,BoPグローバルネットワークのアソシエイト・ディレクター。持続可能な経済開発の専門家として,国連やプライスウォーターハウスクーパースでさまざまな開発プロジェクトに携わったのち,CADを創設。途上国におけるプロジェクト立案・実施や,啓発動画の制作,次世代リーダーの育成など多岐にわたる活動を行っている。

スチュアート・L・ハート Stuart L. Hart
持続可能な開発と環境保護に関するビジネス戦略研究の世界的権威。バーモント大学ビジネススクール教授,コーネル大学ジョンソン経営大学院名誉教授,持続可能な世界構築に向けたエンタープライズ創設者兼会長,BoPグローバルネットワーク創設者兼代表。
2002年にC・K・プラハラードと共同執筆した「The Fortune at the Bottom of the Pyramid(ピラミッドの底辺に潜む富)」は,企業が開発途上国の40億人の貧困層のニーズに応えながら利益を上げられることを初めて明らかにした。著書に『未来をつくる資本主義[増補改訂版]―世界の難問をビジネスは解決できるか』(英治出版,2012年),共著書に『BOPビジネス市場共創の戦略』(英治出版、2011年)がある。

[訳者]
平本督太郎 Tokutaro Hiramoto
一般社団法人BoPグローバルネットワーク・ジャパン代表理事。2016年3月まで野村総合研究所(NRI)にてコンサルティング業務に従事した。これまで日本企業数十社とBoPビジネス,アフリカビジネス等のフロンティア市場における事業創造,拡大に取り組んできた。2010年には経済産業省BOPビジネス支援センター(www.bop.go.jp)の立ち上げ・支援を行い,2010~2011年に同センターの運営プロジェクト(経済産業省から委託)のリーダーを務めた。2012年から同センターの運営協議会委員。現在は金沢工業大学でも教鞭をとっている。共著書に『BoPビジネス戦略』(東洋経済新報社,2010年),『アフリカ進出戦略ハンドブック』(東洋経済新報社,2015年)がある。

【関連記事】「グローバル・マーケティング研究会」にみるグローバル化の課題

昨日,大石先生が執筆された記事が『世界経済評論IMPACT』に掲載されました。タイトルの通り,グマ研に関わりの深いものですのでこちらでご紹介させていただきます。

世界経済評論IMPACT|「グローバル・マーケティング研究会」にみるグローバル化の課題
http://www.world-economic-review.jp/impact/article638.html

また,記事の中に出てきた『日経広告研究所報』の連載の詳細は下記の通りです。ご参照いただければ幸いです。

大石芳裕(2015a)「グローバル・マーケティング最前線(第1回)経営理念の重要性 : 良品計画の事例を中心に」『日経広告研究所報』,第49巻第4号(2015年8・9月号),42-47頁。
大石芳裕(2015b)「グローバル・マーケティング最前線(第2回)グローバルSTPの在り方 : ダイキンの事例を中心に」『日経広告研究所報』,第49巻第5号(2015年10・11月号),44-49頁。
大石芳裕(2015c)「グローバル・マーケティング最前線(第3回)複合化マーケティング : 味の素の事例を中心に」『日経広告研究所報』,第49巻第6号(2015年12月・2016年1月号),28-33頁。
大石芳裕(2016)「グローバル・マーケティング最前線(第4回)途上国におけるチャネルの競争優位性 : フマキラーの事例を中心に」『日経広告研究所報』,第50巻第1号(2016年2・3月号),50-55頁。

日経広告研究所|日経広告研究所報
http://www.nikkei-koken.gr.jp/report/reportList.php?reportid=0

小池 純司・平本 督太郎・野村総合研究所アフリカビジネス推進事務局(2015)『アフリカ進出戦略ハンドブック』

3月例会でご報告予定の平本督太郎氏による著書が昨年12月に発売されました。

【内容紹介】
日本企業の成長機会はアフリカにある!
最後のフロンティア市場をどう切り拓いていったらいいのか?

進出国の選定方法、現地パートナーの探し方からコミュニケーションのコツまでがわかる。 GE、サブミラー、LGエレクトロニクス、住友ゴム、本田技研など先進企業事例も満載。

アフリカ大陸は、2015年時点で12億人弱の人口が2050年ににはほぼ倍増し、20億人を超える巨大市場になると予測されている。全人口12億人弱の平均年齢は20歳代と若く、2030年時点でも若年者(24歳以下)が5割以上となる見込みである。

このアフリカの人口パワーは、将来の消費市場として無視できない、最後のフロンティア市場である。

日本企業のアフリカへの進出状況をみると、アジア地域へのそれと比べて圧倒的に少ない。日本企業においては、いまだにアフリカ大陸に対する現状認識に誤解が多い。

しかし、現在、アフリカでは、民主化、都市化も進展してナイジェリア・ラゴスのような1000万人都市も出現、購買力ある中間層も育ちつつある。その一方で、BoPビジネスや、社会インフラ整備に対する需要も旺盛である。
日本がアジアで貢献してきたビジネス経験を、アフリカ大陸で活かせる機会が豊富に存在している。

本書は、日本企業のアフリカ進出支援を行っているコンサルタントが経験と実践を通じて得た知見をもとに、今後のアフリカ市場に対する日本企業の戦略についての示唆を提示するものである。

アフリカビジネスに携わる企業経営者、ビジネスパーソン必携の一冊。

【主な内容】
第1章 急成長するアフリカ市場
世界中から注目される最後のフロンティア市場
アフリカ市場に対する誤解と実態
アフリカ市場への進出を阻む3つの障壁
コラム① 日本からどうやってアフリカ大陸に行くのがよいか?

第2章 アフリカ市場の読み解き方
アフリカ各国の3つのリスク
アフリカ各国の3つのビジネスチャンス
コラム② アフリカ各国にある日本政府機関との付き合い方

第3章 アフリカ市場における4つのエントリー戦略
核となる国々に対する段階的投資による進出
BtoG/B市場を核とした進出
第三国企業との連携による進出
現地企業に対するM&Aを通じた複数国同時進出
コラム③ アフリカの気候~冬のコートが必要なこともある

第4章 先進企業事例に学ぶアフリカビジネス
GE(重電)
シュナイダーエレクトリック(重電)
AGCO(農機)
サブミラー(飲料)
LGエレクトロニクス(家電)
海信電器(家電)
バジャジ・オート(二輪・三輪)
キルロスカ・ブラザーズ」(ポンプ・バルブ)
本田技研工業(二輪・四輪)
住友ゴム工業(自動車関連製品)
レオン自動機(食品製造機械)
会宝産業(中古自動車部品)
コラム④ 出張時の通関と両替で注意すべきこと

第5章 アフリカ市場進出に向けた検討ステップ
進出国・現地中核拠点の選定
現地パートナー探索
アフリカ市場に合わせた事業の再構築
コラム⑤ アフリカでの観光、サファリがおすすめ

第6章 アフリカ主要5ヵ国の概況
南アフリカ~中間層が台頭するアフリカ随一の経済大国
エジプト~中東各国との共通点が多く、市場規模が大きい
ケニア~経済成長が進んでいる東アフリカのハブ国
タンザニア~治安の良さが魅力で輸送ハブ国になる可能性もある
コートジボワール~内戦後の復興需要、景気回復に期待
コラム⑥ アフリカの食べ物を楽しむ

第7章コミュニケーションと渡航直前準備のコツ
アポイントメント取得からフォローアップまでの流れ
渡航直前の準備で気をつけるべきこと
コラム⑦ アフリカにおけるBoPビジネス