唐沢 龍也 (2019)『広告会社の国際知識移転と再創造』

【関連書籍情報】『広告会社の国際知識移転と再創造』
唐沢 龍也 (2019)『広告会社の国際知識移転と再創造』,文眞堂。

本研究会事務局の唐沢龍也先生(関東学院大学)が本書を上梓されました。

資生堂「TSUBAKI」の中国市場での展開やシチズン時計のミラノサローネ出展など具体的な事例を取り上げ、専門的サービス業である広告会社の知識について類型化。テキストマイニングや社会ネットワーク分析等の手法を用いて、広告会社の国境を越えるプロジェクト組織における知識移転と再創造のメカニズムを明らかにする。

大石芳裕(2017)『グローバル・マーケティング零』

【関連書籍情報】『グローバル・マーケティング零』
大石芳裕(2017)『グローバル・マーケティング零』,白桃書房。

本研究会世話人の大石芳裕先生とその門下生で上記書籍を上梓しました。

下記紹介です。

昨年刊行の『マーケティング零』は、マーケティングの速習用に基本をまとめ好評を得ている。
グローバル・マーケティングを対象とした本書は、『零』とは異なり、「テキストで教える」ための教科書として構想され、特に実務経験のある方からはさまざまな異論が出ることも想定されるが、それらこそがより深い学びにつながるという。
そのために、本書は理論中心でなく、編者・著者たちがグローバル・マーケティングで重要と考える複合化・ブランド・チャネルの3点を踏まえつつも、9つの事例から各著者が持論を展開している。また、取り上げた事例は製造業が中心となっているが、今、注目の集まっている越境ECや、さらにTVショッピング、雑誌メディアも含まれる。
学生のみならず、実務者も思考のレンジを広げ深めるのに役立つだろう。

著者について
[著者]大石芳裕(おおいし よしひろ)
2017年7月現在 明治大学大学院経営学研究科教授


関連作
マーケティング零

大石芳裕(2017)『実践的グローバル・マーケティング』

【関連書籍情報】『実践的グローバル・マーケティング』
大石芳裕(2017)『実践的グローバル・マーケティング』,ミネルヴァ書房。

本研究会世話人の大石芳裕先生が上記書籍を出版しました。


下記紹介です。

エンジニア、ヤクルト本社、会宝産業、ヘッドウォータース、花王、ハウス食品、LVMH、日本電産、ダイキン工業、
フマキラー、Jリーグ、コカ・コーラ、資生堂、コマツ、イトーヨーカ堂、ユニリーバ、IBM、マイクロソフト。
――生きた事例18から学ぶ

経営学を学ぶ学生、ビジネスマン向けシリーズ第二弾。「ものづくり」にこだわる日本企業が、ライバルの多い
世界の市場に参入するためには、「グローバル・マーケティング」は欠かせない。製品を「誰に、何を、どのように」
売っていくのかを戦略的に考えるためのノウハウを、ヤクルト、ハウス食品、コマツなど、世界市場においても
ブランドを確立している企業のマーケティングにおける成功事例通じて紹介していく。

[ここがポイント]
◎ 世界でブランドを確立している企業の事例を豊富に掲載
◎各章ごとに事例の解説を付記

著者について
[著者]大石芳裕(おおいし よしひろ)
2016年12月現在 明治大学大学院経営学研究科教授

増田明子(2016)『MUJI(無印良品)式世界で愛されるマーケティング』

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増田明子(2016)『MUJI(無印良品)式世界で愛されるマーケティング』日経BP社。
http://amzn.asia/1VAooOa

会員で2012年2月(当時は良品計画に所属)にご報告いただいた千葉商科大学准教授の増田明子先生の新著が本日(2016年11月17日)発売されます。

<内容紹介>Amazon.co.jpより

無印良品はなぜ,世界中の人が大好きになるのか?
「ムジの知」とは?
MUJIの秘密を徹底解明!

「一番普通の形」にする人が本能的に「心地よい」と感じるものを作る
「余白の力」によってそのまま世界中で売る
最大公約数が満足する「これ『で』いい」を目指す
「それ以外」をすべて市場にする
「個性の一歩手前」で止める
「選択と集中」はしない
「1+1=1」にする
「わけ」を伝える

MUJIの商品が世界的な普遍性を持っている大きな理由はシンプルさにある。
そのシンプルさとは,使い勝手の良い「一番普通」の形を目指したデザインである。
だからMUJIは,世の中のいろいろなブランドに対して,「特徴がない」ことが特徴となれるブランドなのである。
MUJIが世界中の文化の壁を越えていける理由もここにある。いろいろな文化を背景にしたブランドがたくさんある中で,「それ以外」を市場にしているMUJIの競争の仕方は,とても秀逸だといえる。
「それ以外」というポジションは,文化の壁だけでなく,時の流れも超えていける。
多くのブランドは流行を追う。MUJIは普遍を追う。
シンプルで地味な商品かもしれないが,だからこそ時代遅れにならない。
(第一章より)

<著者について>Amazon.co.jpより

千葉商科大学人間社会学部准教授。
上智大学経済学部経営学科非常勤講師。
マーケティング,消費者行動論,国際経営論を担当。
1996年早稲田大学商学部卒業。住友商事勤務を経て,2003年イタリアのミラノにあるIULM University に留学し,Master in Retail Managementを修了。ミラノ在住時の2004年に,現地企業によるMUJI商品の輸入販売を企画し,それがきっかけでイタリア1号店となるMUJI ITALIA(ミラノ)の開店プロジェクトに参加。
日本に帰国後,2005年に良品計画に入社し,2014年までMUJIの商品開発に携わる。
良品計画在籍中に早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(MBA; Dean’s List)。
その後,早稲田大学商学研究科博士後期課程にてマーケティング論を研究。2014年から現職。
著書に『ゲーム・チェンジャーの競争戦略』(共著,日本経済新聞出版社)がある。
日本商業学会会員,日本マーケティング学会会員,日本消費者行動研究学会会員,国際ビジネス研究学会会員。

林倬史(2016)『新興国市場の特質と新たなBOP戦略:開発経営学を目指して』

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林倬史(2016)『新興国市場の特質と新たなBOP戦略:開発経営学を目指して』文眞堂。
http://amzn.asia/0Funs4y

会員の国士舘大学教授,林倬史先生の新著が発売されました。

<内容紹介>「BOOK」データベースより

新興国の所得構造の底辺を構成するBase of the Pyramid(=BOP)の貧困削減を,新興国市場の特質と経営戦略論の視点から明らかにする。従来は,開発経済学の領域から論じられてきた発展途上国・新興国の貧困問題を,「開発経営学」という新たな理論的フレームワークの構築を意図しながら,フィリピンとバングラデシュの事例分析を中心に論じる。

<著者について>

林 倬史
国士舘大学経営学部教授。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。専門は国際経営論,イノベーション論。

古川裕康(2016)『グローバル・ブランド・イメージ戦略:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』

furukawa古川裕康(2016)『グローバル・ブランド・イメージ戦略:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』白桃書房。

本研究会事務局の古川裕康先生(淑徳大学・助教(経営学博士))初となる著書が10月21日に出版されます。

古川裕康(2016)『グローバル・ブランド・イメージ戦略:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』白桃書房。
https://www.amazon.co.jp/dp/4561662200

<内容紹介>白桃書房HPより
これまで日本企業は,良い製品を作ればどのような国や地域でも受け入れられ,世界で活躍する企業になれる,と思い込みがちだったが,これまでの失敗からそれだけでは不十分ということへの認識が高まってきている。
特にマーケティングにおいては,国・地域ごとで異なる消費者の特性を踏まえた施策の立案が求められている。

本書は,その前提となる,文化圏ごとのブランド・コンセプトに対する態度の違いに基づき,各国ごとに最適化し訴求すべきブランドイメージを理論的・実証的に探っている。
解析に当たっては,グローバルな日用品の各国ウェブサイトのテキスト分析を行うなど,ユニークな手法が使われている。
高度な分析がなされているが,理論編と実証編と分けられているため実務家にも読みやすくブランドマネジャーやグローバル・マーケティングの担当者には大変有用な書となろう。

<目次>白桃書房HPより
序章 海外進出企業の課題
1章 「良いモノを作れば売れる」は間違い

第1部 理論編
2章 GBI研究と戦略要素
3章 文化とGBI戦略

第2部 実証編
4章 機能的訴求の有効性
5章 観念的訴求の有効性
終章 グローバル・マーケティングへの指針

引用元:白桃書房HP<http://www.hakutou.co.jp/book/b251587.html>

池田謙一編著(2016)『日本人の考え方 世界の人の考え方』

ikeda池田謙一編著(2016)『日本人の考え方 世界の人の考え方』勁草書房。

https://www.amazon.co.jp/dp/4326251166

<目次>勁草書房HPより
まえがき
第1章 世界価値観調査とは
1.1 世界価値観調査の概要
1.2 世界価値観調査のスキーム
1.3 世界価値観調査から得られた知見・意義
1.4 データ・セットの利用の手引き
1.5 最後に:本書について

第2章 個人・生活観
2.1 人生・ライフスタイルに関する意識
2.2 ジェンダー・家族に関する意識
2.3 宗教に関する意識
2.4 生活様式の変化

第3章 社会観
3.1 社会システムに関する意識
3.2 社会・政治行動
3.3 環境に関する意識と行動
3.4 近隣・治安に関する意識
3.5 信頼と寛容性に関する意識
3.6 高齢化社会に関する意識
3.7 科学技術に関する意識
3.8 情報に関する意識

第4章 政治観
4.1 政治に関する意識
4.2 民主主義および政治制度に関する意識

第5章 国家・国際社会観
5.1 自国に関する意識
5.2 国際社会に関する意識
5.3 近未来展望に関する意識

終章 グローバル時代における日本人の価値観
引用文献

引用元:勁草書房HP<http://www.keisoshobo.co.jp/book/b220027.html>